茨城福祉工場ってどんなところ?『食堂棟』編

今回は茨城福祉工場の食堂棟についてご紹介したいと思います。

茨城福祉工場は2018年に創立40周年を迎え、その記念事業として住宅棟・事務所棟・食堂棟の建て替えを行いました。
食堂棟の建て替えにあたり、厨房機器は調理の効率向上や使い勝手を考慮し、皆さんが食事をするテーブルは、木の温もりを感じるようナチュラルカラーで新調しましたが、その他にも意識した点があります。

それはテーブルの配置です。

以前の福祉工場は、身体障害や知的障害の方の割合が多い印象でしたが、最近は精神障害の方も増えてきています。

同じ障害でも個々の症状は様々で、得意なこと・苦手なことも人それぞれです。
周りの人の食事の音が気になる、視線が気になる、話しかけられるのが苦手。それぞれがその方の個性ととらえ、少しでも落ち着いた場所で食事ができるように、新築にあわせてカウンター席を設置しました。

食堂右側、カウンター席の様子
壁に向かっての席は外からの視線も気になりません

カウンター席は1人で静かに食事をされたい方に好評です♪

ちなみに、筆者が毎日給食を撮影しているのはこのような状況です↓

厨房の方にお願いし、皆さんが昼食を食べる時間より少し前に撮影させて頂いています。

今日はどの角度から撮影しようかな、どうすれば美味しそうに(実際に美味しいですが)撮れるかな、なんて、少しお行儀が悪いですがお箸で整えながら撮影しています。他の従業員の皆さんがいらっしゃる時間帯には恥ずかしくて撮影に専念できない為、皆さんよりちょっとだけ早く頂いております。(そのぶん、夕方は皆さんより早くお腹がすきます(笑))

今後も試行錯誤しながらお昼の写真を掲載していきます!

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