本日の給食と悪態まつり【令和6年12月17日(火)】

【本日のメニュー】
ご飯 / 大根としめじの味噌汁 / さばの塩焼き / 野菜炒め

今日はさばの塩焼きでした!

ふっくらとしたさばの塩焼きと、優しい味付けの野菜炒めの小鉢で、《あ、身体に良い栄養を運んであげられてるぞ♪》と思う献立でした。

さて、話はガラッと変わりますが、12月15日(日)に笠間市にある愛宕山で「日本三大奇祭」ともいわれている「悪態まつり」が行われました。

悪態まつりは、白装束の格好をした13人の天狗が、16ヶ所の祠へお供え物をして回る行事なのですが、その道中、13人の白装束の天狗に対して参拝者が「ばかやろう!」「早く歩け!」など罵声を浴びせ、さらに、来年の御利益を求めてお供え物を奪い合うという一風変わったお祭りです。

悪態まつりの由来については、天狗が怨霊や疫病を退散させるお祭りで『悪退祭り』とする疫病退散説もあるのですが、「江戸時代の中期に藩の役人が村人の政治への不満や一般大衆の考えを聞くために始めた」とも言われているそうです。

確かに「この日にどんな悪態や悪口を口にしても罪に問われない」と言われ、皆が口々に悪態をついていれば自ずと本音は出るので、一般大衆の考えを聞くにはナイスアイディアだなと思いました。

今年も遠方からバスツアーまで組まれており、参拝者からは「食料品上がりすぎなんだばかやろう!」とか「手取りあげろ!手取り!」など世相を反映した不満など様々な暴言が飛び交ったそうです。

参拝者は口々に不満をぶつける一方、天狗は話すことは禁じられており数々の罵声に対してじっと耐える…

今年初めて天狗に選ばれた男性が取材に対して「なかなかできることではないので光栄な気持ちもあります」と意気込んで参加しましたが、参加後には「こんなに罵声を受けるとは思いませんでした。とても楽しくつらかったです」と答えていたところがとても印象的でした(笑)

皆さんの、今年一番の不満は何ですか?
次回は2025年12月21日に開催予定ですので、参拝されてみてはいかがでしょうか。

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