インフルエンザの予防接種を行いました【11月10日(水)】

本日、自立奉仕会における接種希望者を対象に、インフルエンザの予防接種を行いました。

先日実施した、新型コロナウイルスワクチンの予防接種と同様に、産業医に自立奉仕会へお越し頂き、場内の会議室を接種会場として約160名に予防接種を行って頂きました。

予防接種の様子

日本感染症学会によると、国内では昨季はインフルエンザの患者が極めて少なかったため、インフルエンザに対する社会全体の集団免疫が形成されていないと考えられ、そのような状況で海外からウイルスが持ち込まれれば、今季は大きな流行を起こす可能性もあると注意を促しているそうです。

しかしながら、例年であれば10月末の段階でシーズンにおける供給量の8割~9割のワクチンが出荷されるところが、今シーズンはまだ65%ほどしか出荷されておらず、その結果、近隣の病院でも予約を開始後すぐに枠が埋まってしまったりと、予約がとりにくい状況が続いています。

厚労省によると、11月ごろからインフルエンザワクチンの供給量が増え、12月には例年並みになると見込んでいるそうですが、予防接種を受けてから抗体ができるまで約2週間かかること、また例年ならば11月下旬から12月上旬にかけて感染流行が始まり、1月下旬から2月上旬に感染のピークを迎える事を考えると、やはり流行前の今の時期に接種できることは、本当にありがたいと思います。

新型コロナウイルス感染症の症状に比べたら、季節性インフルエンザの症状なんて大したことがないと思ってしまいがちですが、2018/2019シーズンではインフルエンザで3,325名もの方が命を落とされたそうです。

ただ、この3,325名という数字はインフルエンザが直接的な原因で亡くなった方の人数であり、インフルエンザに罹患したことが引き金で、持病が悪化し死亡してしまう方の人数はその約2倍いると言われており、合計して毎年1万人近くの方が亡くなっているそうです。

2020年1月に国内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されて以来、約2年。やっと国内感染者も100名程度まで減少してきました。みんな沢山我慢してきました。友人との楽しい食事も、旅行も、懇親会も。

このまま新型コロナウイルス感染者も減少し、懸念されているインフルエンザの感染爆発もおこらずに、今年こそは遠方で暮らす家族・親戚・友人同士が集い、顔を合わせて、平穏無事に新年を迎えることができますように。

何だか年末のご挨拶みたいですね(笑)

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