リーダーの声(第2回:茨城福祉工場 情報課 主席技師)

企画記事「リーダーの声」、第2回をお届けします。

今回は情報課で主席技師を務めるYさんにお話をうかがいました。

1.今の仕事内容は何ですか?

情報課の主席技師として、業務全般の技術面の監督・サポートをおこなっています。

茨城福祉工場の情報課ではコンピュータネットワークの設計・構築・運用やプログラム開発、ホームページの制作など、ICTに関連する業務を幅広くおこなっています。お客様も官公庁から個人商店まで様々で、取り扱う機器やソフトも多岐にわたります。
そういった状況のなかで、それぞれの業務の担当者とコミュニケーションを取りながら環境を整えたり、業務中に発生した技術的な問題などを解消するのが仕事です。

2.茨城福祉工場で働き始めたきっかけを教えてください。

少し難しい話になりますが、インターネットが普及し始めた頃、茨城県独自の接続サービス(※1)である「ネットいばらき」の運用を福祉事業所である茨城福祉工場がおこなっていると聞いたことがきっかけです。
単純に興味があったのと、自身のレベルアップに繋がるのではという思いで入社しました。

【編集者注 ※1】
いわゆる「インターネットプロバイダー」と呼ばれるもので、有名なところではOCNやBIGLOBEなどがサービスの提供をおこなっています。茨城県内ではインターネットの黎明期に県内での普及を目的として茨城県高度情報化推進協議会が「ネットいばらき」というプロバイダーサービスを提供しており、茨城福祉工場ではそのサービスの運用をおこなっていました。

3.仕事上心がけていることは何ですか?

立場上お客様と接触する機会が多いので、つねに“お客様第一”を心がけています。お客様にご満足いただけるサービスを提供できるよう、日々仕事に取り組んでいます。
また、社内においては、今持っている技術を若い世代へ引き継ぎ、円滑に事業を承継できるよう、後継者の養成に力を入れています。

4.茨城福祉工場の良いところを教えてください。

就業時間や作業環境など、それぞれの障がいに合わせて柔軟な働き方ができるところです。
働き方に関してはあまり前例や慣習にとらわれずに一人ひとりと向き合って決めていく文化があり、障がいを持っている方にとっては働きやすい環境だと思っています。

5.現在勉強していることはありますか?

技術の急速な進歩に追いつけるよう、情報収集と技術習得は怠らないようにしています。
もともとネットワーク技術者なのでネットワーク系の情報ばかりに目が向きがちですが、現在の立場を考えて様々な情報にアンテナを張るようにしています。

6.お休みの日は何をしていますか?

最近は両親の介護や実家の畑仕事などをしています。
登山やキャンプが趣味なのですが、このところあまり行けていません。畑仕事は、来るべき次の登山に向けたトレーニングだと思ってやっています。

7.今後の抱負や目標を教えてください。

目標は、情報課の更なる発展です。
先ほどの「仕事上心がけていること」でも述べましたが、そのためにはまず、若い世代への技術の伝承や、円滑な業務の継承が必要であると考えています。

8.最後に一言、お願いします。

ここまで仕事の話ばかりでしたが、当法人は楽しいイベントが多いのも特徴で、私もいつも楽しみにしています。現在は世間の例にもれず新型コロナウイルスの影響でほとんどが中止になっており、少し寂しくもあります。
新型コロナウイルスが一日でも早く収束し、以前のように気兼ねなく皆が交流できることを祈っています。

 


「リーダーの声」第2回をお届けしました。
次回は5月中旬頃の公開を予定しています。

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