2025年(令和7年)新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
新しい年の初めに当たりまして一言ご挨拶申し上げます。

さて、『中期経営戦略』(2023年12月策定、計画期間:2023年~2027年の5カ年)を策定しましてから、約1年が経過いたしました。
この戦略における基本目標は、利用者(従業員)にとって満足度の高い職場環境が、経営者の安定した経営基盤によって支えられ、その姿が法人活動の‘いま’として外部ステークホルダーに効果的に伝わっている状況を創り出すことにあります。

こうしたことから、この1年は利用者(従業員)の満足度を高めるため、従業員アンケートや意見収集ボックス(目安箱)の設置などにより、意向の把握やその反映に努めるとともに、季節ごとの全体イベント開催(森林・林業体験/食と健康に関するセミナー/Coffee on Christmas day)など新たな賑わいづくりにも積極的に取り組んできたところであります。

また、収支改善や機動性確保の観点から、組織構造や人員配置の大幅な見直しや、支出の削減に取り組むとともに、業務のデジタル化推進や組織の統廃合も含めた組織再編などに着手したほか、茨城福祉工場の外周フェンス塗装など職員有志による環境美化活動などにも取り組んでまいりました。

さらに、地域との連携強化を図るため、近隣関係教育機関等との緊密な関係の構築や地元の大型催事(かさま新栗まつり)への参加による広報活動の展開にも努めてまいりました。
今後は、これまで当法人の広報活動の主役を担ってきた『しじみ人形』に加え、新春の福猫を皮切りに、新たなキャラクターを続々と登場させてまいります。

しかしながら、当法人を取り巻く周辺環境は、社会経済情勢の変化に加え、急激に進展する関係企業の事業構造改革や障害者雇用を取り巻く状況変化など、依然として厳しい状況が続いていることに変わりはありません。

今後も当法人におきましては、『利用者ファースト』の視点を第一に、社会福祉法人としてその目的を達成するための持続的で安定した法人運営に努め、地域における責務を果たすべく全身全霊で茨城福祉工場創立50周年(2028年)に向けた未来への歩みを着実に進めてまいる所存であります。

本年も引き続き、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願いいたします。

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