今日のランチ【令和6年6月7日(金)】

【本日のメニュー】
ご飯 / もやしと油揚げの味噌汁 / メンチカツ / ほうれん草のからし和え

今日はメンチカツでした。

美味しく頂きましたが、食べながら「これはミンチの揚げ物なのに、なぜ“ミンチカツ”ではなくて“メンチカツ”なんだろうか」と思い、早速調べてみました!

明治30年代、東京のとある有名洋食店の店主が、ポークカツレツのひき肉バージョンを考案しました。

料理名を決める時に「外国人にも分かりやすいように英語の料理名を付けたい」と思い外国人のお客さんに「ひき肉」の英語名を聞いたところ、「Mince meat(ミンスミート)」と返答されたそうです。

しかし店主が「ミンス」を「メンチ」と聞き間違え、そのまま「メンチカツ」として命名。その後、ひき肉を油で揚げた“メンチカツ”が人気となり、全国に広まっていき、「ひき肉=メンチ」と呼ぶようになったそうです。

しかし昭和5年、当時流行していた言葉や外来語などをまとめた『モダン辞典』という辞書で、「ひき肉」を本来の「Mince meat(ミンスミート)」の発音に近い「ミンチ(和製英語)」と改められ、聞き間違いであった「メンチ」ではなく、正しい発音に近い「ミンチ」に改められ、「ひき肉」→「ミンチ」として、再認知されるようになったそうです。

つまり、「ミンチでできているのになぜメンチカツなのか」ではなく、正確には「そもそもメンチカツが先。ひき肉の呼び名がメンチからミンチに変わっただけ」ようです。

ま、それはそれとして、メンチカツ、美味しかったです♪

タイトルとURLをコピーしました