理事長インタビュー【第一回】

今回のブログでは、令和5年6月15日より自立奉仕会理事長に就任いたしました根崎理事長に、今後の経営方針等のインタビューを行いましたのでご紹介したいと思います。

根崎 良文 (ねさき よしぶみ)
 1962年6月生まれ
 茨城県行方市育ち
 趣味:芸術鑑賞,ツーリング
 特技:書画
 理事長挨拶はこちら(別ウインドウが開きます)

まず最初に、自立奉仕会の歴史と事業内容を教えてください

自立奉仕会は、1977年に茨城県・日立製作所・自立奉仕会の3者覚書きにより社会福祉法人として設立されました。開設当初は「茨城身体障害者福祉工場」として、身体に障害のある方のみを対象とした製造を主とした施設でしたが、時代の要請に合わせ、知的・精神に障害のある方も受け入れるようになり、1992年には名称を「茨城福祉工場」と改称いたしました。2009年には、より重い障害のある方にも就労の機会を提供できるよう、障害者就労支援多機能型事業所「あいふぁーむ茨城」を開設し、2019年10月には、主に精神障害や発達障害のある方の事務・IT系への就労を支援するため、デスクワークに特化した就労移行支援事業所「i forward もりや」をTX守谷駅前に開設するなど、多面的な事業展開を行っております。

理事長に就任されて2ヶ月が経ちましたが、自立奉仕会に赴任される前と、赴任された後の印象はどう変わりましたか?

赴任前は自立奉仕会が行っている業務について、知る機会がほとんどありませんでしたので、恥ずかしながら「笠間に福祉工場がある」程度の印象しかありませんでしたが、赴任直後、業務のヒアリングや工場内視察の機会を経て「え、こんなことまで幅広くやっているの?」という印象を強烈に受けたところです。日々、驚きの連続です。

理事長が考える自立奉仕会の魅力や強みは何だと思いますか?

1977年の法人設立から約45年が経過し、数多の経験を有していることに加え、自主的でかつ先導的な福祉サービスにも関係者のお力添えをいただきながら取り組んできたことにより、安定した法人運営が図られてきたものと考えます。今後もこの経験を礎とし、例えば、情報化の急激な進展への対応など、柔軟な発想のもと時代の要請に即した業務に積極果敢に取り組んでいきたいと考えています。

自立奉仕会の今後の目標と、その実現に向けたプランはありますか?

安定した組織運営には、当法人の運営に携わる方々が基本理念や方針を共有し、将来のあるべき姿に向かって、ワンチームとして歩みを進めていくことが不可欠だと思います。
そのため、当法人の存在意義や基本理念など原点や立ち位置を再確認したうえで、今後の目指すべき方向性や具体的な戦略などをしっかりと「見える化」したいと考えております。
その姿勢は6月の理事長就任時に始まり、今後もブレずに保ち続けてまいります。

目標を叶えるべく、従業員のモチベーションを高めるために取り組みたいことはありますか?

声や心が伝わりやすい、風通しのいい職場にしたいと考えています。
安全管理の観点からも報・連・相は不可欠ですが、よいコミュニケーションのある場は職場がより活性化します。ノーマライゼーションとかインクルージョンといった言葉をよく耳にするところですが、当法人は理念をもつ法人として、従業員や利用者の方々の意向にも十分耳を傾け、より心理的安全性の高い職場環境づくりに努めてまいりたいと考えています。

最後にひと言お願いします

少しだけ前を見て、少しずつ変わっていきましょう!
「人生は終いまで手習い、芸術はその清書」
自分が好きなことに徹底的に打ち込み、その楽しさに周囲を巻き込みながら、隣人とともに、限られた時間をより豊かなものとする。
そんな姿勢が仕事にも生かされたら、とても素敵なことだと思っています。

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