【椎茸栽培日記(1)】椎茸菌床の袋カット作業を行いました【10/13~10/14】

あいふぁーむ茨城では、就労を希望する障がい者の方が、自立した社会生活を営むことができるよう、就労に必要な知識及び能力の向上のために職業準備訓練及び職場実習を行い、一般就労等の移行支援を行っています。特に実務訓練では椎茸の菌床栽培を導入し、地元スーパー及び直売にて「愛のしいたけ」ブランドで販売しています。

まずは簡単に『菌床栽培』についてご説明します。

『菌床』とは、おが粉(おがくず)と木材チップに栄養剤を混ぜてブロック状に固め、そこに椎茸の種菌を入れたものを言います。フィルターのついた専用のビニール袋に入っており、フィルターを通して呼吸をしています。
『菌床』をハウスに搬入した直後から培養期間に入ります。終日20℃の一定温度で約4か月間、動かさずに管理します。本事業所では3棟のハウスがあり、1棟が培養棟、2棟が収穫棟として稼働しています。

約4か月の培養期間を終えると、いよいよ収穫に向けての作業が始まります。
詳細については今後、『椎茸栽培日記』として日々の様子をブログにアップしていきたいと思います。

◆10月13日・14日 椎茸菌床の「袋カット作業」を行いました。

約4か月の培養期間を経て菌床が熟成し、収穫に向けての準備に入ります。
まずは、菌床の入った袋の上部を切り取り、上下逆さにして余分な水分が抜けるようにします。こうすることで菌床を固め、より熟していくよう促します。

①袋の上部をカットします
②職員とペアになりカットしている様子
③菌床を上下逆さにして棚に戻している様子
④逆さの状態でさらに1週間熟成させます

あいふぁーむ茨城では、利用を希望される方の見学を随時受付けております。
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