リーダーの声(第4回:茨城福祉工場 製造課長)

企画記事「リーダーの声」、第4回をお届けします。

今回は茨城福祉工場 事業部製造課のA課長にお話をうかがいました。

1.今の仕事内容は何ですか?

製造部門の課長として、業務の管理や支援を行っています。
ときにはトラックに乗り、利用者の方々が完成させた製品の納品業務を行ったりと、仕事の内容は多岐にわたっています。

2.茨城福祉工場で働き始めたきっかけを教えてください。

表現に語弊があるかと思いますが、私は以前『障がいをお持ちの方は弱者』という固定概念が何となくあり、必ず手助けをするものだと思っていました。
ある時、信号待ちをしている車椅子の方を押してあげると、その時に「余計な事はするな。自分でできることは他人の助けを借りずに自分でする。」と叱責を受けました。
そこで初めて、自分の考え方に疑問を感じたのがきっかけで、社会福祉法人自立奉仕会に興味を持ち、縁があって現在に至ります。

3. 仕事上心がけていることは何ですか?

先にお話したように、全てにおいて単にやさしくフォローするのではなく、利用者さんのハンディキャップのため、作業にどうしても制約があるものについては、精一杯フォローできるように心がけています。
実際、なかなか難しいのですが…。

4. 茨城福祉工場の良いところを教えてください。

皆さんの仕事に取り組む姿勢が一生懸命なところです。
それぞれの個性に応じた作業に従事していただき、得手不得手においては皆で協力し合いながら働いており、とても働きやすい環境で自分の可能性に挑戦できる職場です。

5. 現在勉強していることはありますか?

現在進行形で勉強していることはありません。ですが、常々勉強不足だなと感じています。
働き方改革が注目されていることもあり、制度やルールだけが先行し、その変化に対応できていないと感じています。
まずは、心身ともに健康で業務に専念できるように衛生管理を学び、より良い職場づくりに活用していきたいと考えています。

6.お休みの日は何をしていますか?

休日は庭の掃き掃除や田畑の草刈りなどをしています。
黙々と作業をしてきれいになった田畑をみると、とてもすがすがしい気持ちになり、ストレス解消にもなります。

7. 今後の抱負や目標を教えてください。

既存作業の拡大や新規作業の取り込みなどを積極的に行っていくことです。
利用者の方々に働く意欲、喜びなどモチベーションアップにつながるように、さらに多種多様な作業があれば良いと考えています。

8. 最後に一言、お願いします。

当法人のスローガン「自立」「友愛」「挑戦」のもと、従業員の方々、ご支援いただいている多くの関係者の皆さんへの感謝を忘れずに、すべての皆さんと自分自身もこころゆたかにいきていけるよう、努力していきたい思います。

 

「リーダーの声」第4回をお届けしました。
次回は7月の公開を予定しています。

タイトルとURLをコピーしました